
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第5章 宝のゴミ
「で、自主的に説得していたわけだが――――“ゴミじゃない!財産だ!”と、言い張るかつての恩人に…戸惑っている矢先に……崩落と…」
「まぁ、前々からパトロールでも注意して見ていたからな――――…崩れる!崩れる!って、有名だったんだ…」
変態消防士三井(みつい)さんも気にはしていたわけたが…崩壊は防げなかったと言うことだ!
「そう言えば――――宮さんは…崩壊する家に飛び込む前に守衛さんに何か渡してなかった?」
私は、夢の中で守衛さんが何かを受け取っていたことを思い出す!
「あ――――!数字の羅列が書かれたメモ書きだってさ」
数字の羅列?
意味が分からないが……宮さんは守衛さんに何を託したのだろう?
