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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第6章 思わぬ阻止と数字


和食屋の開店準備をしていると、「おはよう」と、月子さんが入ってきた。


「昨日はすみませんでした――――無断欠勤?してちゃって…」


「あ~、大丈夫、大丈夫! 未來から事情は聞いたから――――まぁ、キッチンは私が出来るし…って、生け花ぐらいかしら?困ったの…私も未來もそっち方面からっきしで――――昨日は生け花無しで開店よ!」


見ると、入り口の花台には何も飾られていなかった。


「岳さんに頼んだら良かったのでは?」


前までは岳さんが生けていたので、頼んだらやってくれそうたが?


「昨日は――――お得意様のキャバ嬢が誕生日で花の注文が殺到しててこられなかったのよ…あっちは稼ぎ時だし…邪魔しちゃいけないでしょ?」


「納得っす!なら――――今日は張り切って生けていたと思います!」



「ありがとう皇輝くん!」



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