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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第6章 思わぬ阻止と数字


「あの~…やってますか?」


そろそろ客足も減り、閉店かな?っと、思っていたら――――オズオズと、暖簾をくぐる客が一人…



「!あ――――守衛さん!?」


そこには、申し訳なさそうに入ってきたダンディ守衛――――こと、水野(みずの)さ んがそこにいた。



「こんばんは…、いいかな?」


「いらっしゃいませ!ど~ぞ、ど~ぞ」


月子さんが守衛さんを席に案内すると、未來ちゃんが水を出す。



「あっ、ここの親子丼は絶品だと……前々から食べてみたかったんですが…夜しか開いてないでしょ?私はその時間帯…したの守衛室で待機ですから…」


たしかに、時間帯的に食べにこられない…


「今日は、お休みだから…わざわざ?」


「あ~…昨日の宮さんの件で…聞き取りがあって――――…その後、家に帰ったはいいけど…何もする気がおきなくて――――…その時、ここの親子丼を思い出して…」


ダンディ守衛の顔色は確かに悪く――――疲れきっていた。




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