
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第6章 思わぬ阻止と数字
しかし――――そう…事は上手く行かず…
「は?――――様態が…急変した?」
ゴミ屋敷のオッサンは…意識不明の昏睡状態に入っていた。
若い看護師の薬物投与ミス…
「そ…そんな――――…」
俺たちが病院に着いた時には――――…その件で病院側はバタバタと忙しく…
騒然としていた。
「あの――――…宮さんのご家族は…」
ダンディ水野が宮さんの様態を教えてくれた医師に聞くと…、オッサンの別れた家族は、訴えると騒ぎ――――…弁護士を連れ医院長室に乗り込み、その後裁判所へと向かった…とか?
まぁ、バタバタしてて――――人伝の“多分”会話だが…そうなのだろう。
「しかし――――昨日の今日で…弁護士準備って…仕事早いオバサンだよな?」
「いや…おかしいでしょ!昨日は助かって良かった!って言っていた人が……医療ミスで昏睡状態?若い看護師って――――」
ダンディ水野は説明をしてくれた医師に掴みかかる――――が、その医師もとばっちりである!
「ほ、本当に――――申し訳ございません……我々も調査している所なので…!」
ゴミ屋敷のオッサンは集中治療室に移動し……会うことも出来なかった。
が――――…
何か――――気持ち悪い。
