
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第6章 思わぬ阻止と数字
「――――昨日までオッサンが入ってた病室はどこっすか?ちょっと…見てみたいっす」
俺は、医師の許可をもらい――――…昨日までオッサンがいた病室へと向かった。
集中治療室には入れないが…
病室には入れる。
そこで何か見れたらラッキーだ!
しかし、静電気最小事件かと思ったのに…
「痛いの嫌なんだけどなぁ~…」
「――――ボクシングって…痛く無いんですか?」
隣で俺の泣き言を聞いていた未來ちゃんが…突っ込む…
「ヒットしたら…痛い――――けど、俺は強いので避けるし~殴られる前に殴るので!」
得意気に胸を張ると、未來ちゃんの冷ややかな視線に――――ゾクッとしてしまった。
