
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第2章 寝ても覚めても
「あっ、そうだ――――未來ちゃんが夢を見たって…」
話題を変えたくて、俺は変態消防士三井に話題をふる。
「――――夢、どんな夢だい!?」
三井は数少ない未來ちゃんの能力の理解者だ――――…変態だけど…
「飲み屋街にある――――〇〇橋ってあるじゃん?」
「酔っぱらった若者が飛び込むで…お馴染みな〇〇橋ですか?」
なに?そのお馴染み方…やだぁ~…
「あ~…若者橋ね!若い頃、自分もよく見に行った~!」
三井と岳さんが何故かパッとその場所を思い浮かべたのが…俺は不思議だった。
「なんだ――――有名なんだ…」
「その橋が夢に出てきたのか?」
「そうらしい――――…多分、二人の予想している感じだと思うけど…」
未來ちゃんの話だと、酒に酔っぱらってサラリーマンが飛び込み…命を落とす――――…的な流れだった。
