
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第6章 思わぬ阻止と数字
病室につくと――――…警察が捜査した後なのか…気持ちごちゃごちゃしていた。
「荷物は…無かったので――――捜査しやすかった…だろうなぁ…」
部屋に入り、ベッドの周りを見て回る。
「厨房の兄ちゃんに助けられて――――そのまま搬送されたから…荷物も何もなかったよ…、でも――――…着ていた服とか…靴とか…無いですね?」
個室にはクローゼットがあるが…そこにはオッサンの着てきた服や靴…身に付けていたボロボロの時計も――――…無くなっていると…ダンディ水野は言う。
「調査で持って行かれたのか?」
俺は何気なくクローゼットの扉に手をかけ――――中を覗こうとした。
と、その瞬間!
バッチッ!!!「いっ――――てぇ!」
静電気が走った!
