
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第6章 思わぬ阻止と数字
「――――なんか、面白い二人っすね!あっ、ここです!この銀行です!」
マッチョ松井に案内され――――…俺達は 目的地へと到着した。
銀行には事前にゴリマッチョ十勝から連絡が行っていたらしく、すんなり入る事が出来た。
銀行の中は――――多分、やや偉い人に案内され地下の貸金庫に向かった。
「宮 緑郎(みや ろくろう)様の貸金庫はこちらになります――――暗証番号等は…我々も存じ上げませんので……」
「大丈夫です――――番号は…ここに…」
ダンディ水野は説明してくれた人にメモを取り出す。
ダンディ水野が一歩前に出ると――――案内してくれた偉い人はスッと入力を見ないように後ろに下がり…俺達の横に立つ。
「定期的に宮様からは連絡をいただいているので――――放置している…と言う…状態ではありません」
