
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第6章 思わぬ阻止と数字
銀行の偉い人の話だと――――…
三ヶ月前も…オッサンはここへ来て――――何かを預けていったそうだ…
「――――そんな…」
俺達が後ろで待機していると…ダンディ水野が…貸金庫の中身を見て…驚きの声を上げた。
「お、おい――――何が…あったんだ?」
「遺言状と――――…私宛の手紙です……それと、なんか色々…」
――――は?ダンディ水野宛の…手紙?
ダンディ水野は…銀行の偉い人に…「これらは…なんですか?」と聞くと…再び驚きの声を上げた!
「水野さん?何が入っていたんですか?」
痺れを切らしたマッチョ松井が話しかけると…
ダンディ水野は振り返り……「えっと……宮さんの財産が――――ここにありました…」と、答えた。
俺達は恐る恐る金庫の中を確認しようと身を乗り足すと…
確かに、ゴチャゴチャした…ケースの中には書類らしきものと通帳が沢山あった…。
