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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第8章 偽物の本気


――――いやいや!惚れないし!


私は頭をブンブンと振ってパッと現れた皇輝さんの顔を意識の外へ飛ばした。




「岳さん――――朝ごはん大盛りで!」



「お!?今日は調子がいいみたいだね!」



確かに!ぐっすり寝た朝はお腹が減る!



「ういっ~っす……、おはようございますぅ……岳さん――――俺…メガ盛り食っていいっすか?」


「おはよう皇輝――――メガって…自分で準備するなら…勝手にど~ぞ!」


後ろから…寝起きの皇輝さんがお腹をポリポリ掻きながらやってきた。


髪の毛は短いので寝癖とかないけど…まとまって根本から変な方向に別れている部分が…なんだか可愛い。


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