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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第8章 偽物の本気


皇輝さんは「うぃ~っす」と、言うとノロノロとキッチンに向かい――――丼に多目のご飯を盛り付け私の隣に座った。


「メガって……お前寝起きだろ?朝から食えるのか?」



「食えますね…。納豆で半分!卵で半分!海苔で残りを巻いて…合間におかずと味噌汁で…天国っす!」


「随分と…お前の天国は近いんだな。って…釜の飯全部か…すっげぇな…」


岳さんも皇輝さんの大盛りでご飯に目を丸くしていた。


「飯食ったら――――…ちょっと、ランニングして、シャワー浴びたら店に行きましょう!」


さっきまでノロノロの寝ぼけだった皇輝さんは、ご飯を口に入れたとたんにいつもの皇輝さんになった!


――――朝飯…最強だなぁ…



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