🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第8章 偽物の本気
――――と、そのニュースを見ていると…グラッと目の前が歪んだ…
突然――――睡魔がやって来たのだ!
あんなに沢山寝て…スッキリと目覚めたはずなのに…
『殺害を自供した男性は――――』
ニュースが頭に入ってこない…
ダメだ…皇輝さんが…来るのに――――お店に行かないといけないのに…
眠い…
おかしい――――…眠い…
――――眠い…
――――嘘…
夢の…中?
眠気が襲ってきたのは覚えている…
まさか寝た?
あの状況で私は寝てしまった?
キョロキョロと辺りをみると……見慣れた――――暗い…悪夢の中だと分かる。
(居間でテレビ見てたのに――――…)
声も歪んで聞こえる。
相変わらず気持ち悪い歪み方である。