
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第9章 本気の偽物
「あの時――――…戸次さんとであってなかったら…この計画はここまでうまくいかなかったと思います」
「そうですね――――…あなた方を取り替えて25年…ここまでバレずに過ごせたのは奇跡みたいなものです。
大門の妻の死、大門自信の子供に対する興味のなさ――――…家政婦のプロ意識のなさにも助かりました。
流石――――クズにはクズが集まるってことなんでしょうね?
でも、ラッキーでだけで復讐は出来ませんからね…」
戸次さんは笑うと、
「まっ、2年間…表に出られなかったので……そのぶんじっくり仕込みが出来たんじゃないですか?上出来でした!僕、ボーナス出るっぽいです!」
と、上機嫌だ。
