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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第10章 共に永遠に――――…


すでにニュースは別の話題になっているが、テレビはつけたまま朝食を食べた。


「あっ、そうそう―――…元ゴミ屋敷の宮(みや)さんと水野(みずの)さんから手紙が届いてたよ?」


岳さんがなにかを思い出したようにポンと手を打つと、エプロンのポケットから手紙を取り出した。


「おおお!?ダンディ水野~!北海道に宮さんと移住したんだろ?元気かなぁ?」


口をモグモグさせながら皇輝さんは目を輝かせた。


手紙を受けとると、早速中を見て見る。


そこには、キャンプ場を作る夢を実現させようと奮闘する二人のオジサンの奮闘っぷりが書いてあった。


右も左も分からない土地で、キャンプ場を作る二人の奮闘ぶりに笑顔がこぼれる。


「大変だって言うわりには――――楽しそうだな?オッサン二人…ちゃんとやっていけてるのか?」


元ホームレスの水野さんと…元ゴミ屋敷の家主である…生活には不案なところがあるが――――…



同封されていた写真からは…苦労など感じさせない、幸せな笑みでカメラにピースポーズを見せる二人に安心する。





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