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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第3章 歌姫の悪夢


なんか――――カチンときた…。


別に、皇輝さんが誰のファンだろうが?私には関係ないんですけど!?


ファン――――って、驚きもあったけど!毎晩私とお笑いのDVD見てるのに!なんで知ってるの!?!って、方に驚きだよ!


しかも、あんなに一緒にいるのに、LaLa(ララ)の話題も曲も歌声も――――皇輝さんの口から聞いたことがないんですけど!?



別に――――私と、皇輝さんは付き合ってるとか?好きあってるとか?そう言う関係でもないから――――いちいち言わなくても別に怒ったりしませんし!



「興味――――ないですから…」


と、答えて私は皇輝さんに背を向けた。


「///えっ、え?未來ちゃん?あれれ?怒ってる?ん?///その…テンション低めの表情とか……いや――――ド…ストライクなんだけど…///やべぇ…未來ちゃん…相変わらず……俺の天使!」



背中に――――皇輝さんの視線を感じる…



そうだった…



この人――――――――…



私の顔がめちゃくちゃ好きだった…。



出会った時から――――「ヤバい…結婚したい」と、言われ続け…最初は気持ち悪くて鳥肌立てていたんだった…。




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