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な、なのに――――なんで私は気分が悪いわけ！？


「意味不明なんですけど――――もう！いいです！私が持っていきます！」



なんか、皇輝さんに持っていかせるのが癪に障る！


「///えっ、持っていってくれるの！？未來ちゃん…マジ天使！」



――――歌姫だかなんだか知らないけど！子供じゃん！


私は、皇輝さんからパフェを奪いキッチンを出た。


いまだに世話しなく親子丼を食べている歌姫に私はパフェを届ける。


「あ、あのぉ～……こちら当店からのサービスです」


テーブルにフルーツ一杯の和風パフェを置くと、親子丼に釘付けになっていた少女の目がパフェをとらえた。


「///えっ、いいんですかぁ～！」


パフェを見て、顔色と声色が変わったのは少女の前に座り親子丼を食べていた女性だった。


歌姫だけでなく、女性にもパフェを差し出すと、さっきまでつまらなそうに食事をしていた態度が一変した。