🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第10章 共に永遠に――――…
そして、フラフラと窓に向かい歩きだす。
マンションだろうか――――…
男性の目の前には綺麗な夜景が広がっている。
ベランダに出た男性は…
止まる事なく――――…ベランダから…身を乗り出し…
頭から柵の向こう側へと体を傾け…
スン――――――――――――――――…
と、私の視界から消えた。
(――――え?)
あっという間の出来事だった…
数秒もしないうちに――――(ドシャ…)と、鈍い音がうっすらと…聞こえた。
――――え?
本当にあっという間の出来事だった。
男性はためらう事なく…
ベランダから飛び降りた………。
私は綺麗な夜景を見つめ――――(なんで…)とて呟いた。