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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第10章 共に永遠に――――…


「重い――――…」


身動きとろうにも…皇輝さんの腕がガッチリ私の体をホールドして放さない…。



「起きたら……モンゴリアンチョップだ!」



――――ん?モンゴリアンチョップって…どんな技?


と、一瞬考えてしまったが…誰かが言っていた技名をそのまま口にしただけで…自分的にはどんな技なのか知らない。



しかし、そんなゴロのいい技名を叫びながら皇輝さんに反撃したいのは山々である!



「――――ん~…未來ちゃぁぁ~ん」



「皇輝さん!?」



皇輝さんが起きたと思い声をかけたが――――…


更にギュッと抱きしめられ…寝言だと気がつく。


「~~~~~~もう!」


時計を見ると…夜明けまで…もう少し――――ってところである。



ゴソ…モゾモゾ…



――――ん?なんだか…抱きしめが強くなった?




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