🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第10章 共に永遠に――――…
その――――人の…なんとも言えない虚無感が…私の中に流れてくる。
「寂しい――――…なぁ…」
胸の辺りがチクリと痛む。
――――話を聞こう…あの男性が死ぬ前に…。
私は、シャワーから出ると…夢ノートに――――見た夢を書き出した。
私一人では――――彼の運命は変えられない…。
皇輝さんの力を借りたら助ける事ができるが……
もし、本当に“死”を望んでいたら――――…
運命を曲げない方がいいのではないだろうか…?
そう、思うと――――…夢の事は皇輝さんには話せない気がした。
「まず――――…会おう…」
その日…
私は、初めてお店を休んだ。