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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第10章 共に永遠に――――…


休みを申し出ると、おばあちゃんは快く快諾してくれた。


勤めてから約2年間――――私も皇輝さんは有給を使ったことがない。


週一ではあるが、定休日もあるわけだし…使う意味がなかった。


有給を使っても…何をしていいか分からないから…使ってないだけなんたけど…。


筋金入りのボッチをなめんなよ!



そんな私が、有給を使って休みたいと言うのだ――――おばあちゃんもビックリしたにちがいない!



逆に――――「えっ!未來ちゃん!!!休み!?」と、大袈裟と思われるほど驚いた皇輝さんの顔は今思い出しても笑える!



普段から一緒にいる皇輝さんである!「俺は!?」と、おいてけぼりの犬のように「え?行かないで!?行かないで?」と、連呼する姿は――――…最初は“可愛い”と、思っていたが、何度もアピールされると…



「うざい…」



と、真顔で言っていた――――。





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