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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第10章 共に永遠に――――…


案内された男性の部屋は――――…私が夢で見た生活感の少ない…


殺風景な部屋だった。



「驚くだろ…?妻がね――――ミニマニスト?ってやつでさ…部屋に何も置きたがらなかったんだ……」



ソファとテーブル…リビングはそれだけで完結していて…寒さを感じた。


「お、おしゃれ――――ですね…」


「そうか?借りた当時のまんま…生活感の感じられない……まぁ、俺と妻の関係そのものだ…」


奥さんは――――この男性と一生を共にする気がはなからなかったのだろうか…見渡しても…彼女の痕跡は感じられない。


男性はキッチンに向かうと――――…黒いお洒落なヤカンをシンク下の棚から取りだし水を入れコンロにかけた。


コーヒーを飲む習慣はあったのか、なんとも本格的なヤカンに視線が止まった。



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