🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第10章 共に永遠に――――…
「あなたは――――知っているんですよね?妻が…親友の亜子と不倫をしていたことを……」
「はい――――…えっと、なんとなくですけど…」
すると、男性は「フッ」と、笑った。
「初対面の君から見ても――――あの二人の距離は…おかしいと思うほどだ…俺が思わないわけ…ないよな?」
確かに…あの二人の距離は近かった。
「俺と妻――――それに、亜子は…いわゆる、幼なじみってやつだ。
俺は勝手に――――将来は朋美(ともみ)と結婚するんだなって…思っていたし…朋美も同じ考えだった……
でも、なんか……違ったんだな――――…朋美は…2つ年上だった亜子にも惹かれていたんだ…」
朋美さんは――――…亜子さんへの気持ちがわからないまま…
男性との結婚を受け入れた。
しかし――――…
互いに惹かれていた…朋美さんと亜子さんの関係は…
男性を騙す形で――――…膨れ上がり…
結ばれてしまった。