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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第3章 歌姫の悪夢


――――限界?歌えない?


意味が分からない…


喉を押さえ女性から距離を取ろうとするLaLa(ララ)に私は不安を覚える…


私の悪夢は――――“人の死”だ…


このままだと…



LaLa(ララ)かあの女性のどちらかが死ぬと言う未来しかない――――…。



(もう、無理だって……僕嫌だよ…帰りたい…帰りたい…帰りたい――――…)



(帰ったって――――あんたの居場所は無いんだよ!あんたは捨てられたの!あんたを産んだ私の姉は……あんたを置いて他の男と出ていったんだよ!)



LaLa(ララ)の顔が一気に青くなる…



(おばちゃん……迎えに来るって――――迎えに来るって言った……よね?)



LaLa(ララ)は――――幼いときに出ていった母親が自分が頑張れば…歌えば……有名になれば……迎えに来てくれると言う――――叔母の言葉を信じここまで来たと言う。


泣きながらかすれる声に喉を押さえながら――――LaLa(ララ)は必死に母親の名を叫ぶ…。




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