🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第12章 距離と溝
「皇輝といても…寝れていないってことか?」
「はい――――…俺のラブパワー切れたんっすかね?」
「いや――――…お前のラブパワーなてんもん一ミリも発動はされていないとは思うが……慣れ―――たのか?」
――――ショックである…
慣れ?慣れたのか?この俺の愛の囁きやラブチュッチュッに!
「ちょっと…皇輝君…なんつ~顔をしてるの?ほら、朝ごはん食べちゃいな~!」
せっかちな美希さんは口のなかに朝食を詰め込むとあっという間に食べ終わり身支度を始める。
「美希さん…そんなに急いで食べたらつまらせますよ?」
「大丈夫、大丈夫!このスタイルで40年やってるけど…一度も詰まらせたことないから!」
本当か~?と、少し疑いの目で美希さんと岳さんを見るが、岳さんが「うんうん」と
、うなずくので…本当なんだ……と、引く。