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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第13章 再び眠れない


私は――――もう…


夢を見たくない。



だがら…



寝なくてもいい体がほしい。



私は徐々に朝か変化していく街を眺め――――ため息を吐いた。


肺の中にあった黒い息を吐ききり、私は浴室へ向かった。


暑いシャワーを浴びて…体内時計をリセットしなければ。


ここ、二年は何不自由なく寝たのだ…


奇跡のような時間だったと思い――――無かったことに出来る。


また、不眠症に戻ったとしても――――…







しょうが…ないよね………。




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