
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第13章 再び眠れない
「川島さんって、何処にでもおっさん感半端ねぇ~よな?」
厨房で親子丼を作っていた皇輝さんが顔をだし私たちの会話に入る。
注文ぶんは作り終わったらしく、出来立ての親子丼が3つ並べられた。
「これで、お昼はラストかな?あちらのお客さんのだ」
出来立ての親子丼をおばあちゃんがテーブル席のお客様に届ける。
「オー!ビューティフル!」
と、分かりやすい称賛の英会話におばあちゃんも「サンキュー」と、返している。
その様子を影に隠れて見ていた皇輝さんは少し嬉しそうにしている。
――――誉められている事は分かるらしい。かわいいなぁ…
おっと…
私は、食事が終わり会計を済ませようと立ち上がった客の行動に自分の仕事をしようとレジの場所に向かう。
