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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第13章 再び眠れない


会計を済ませた外国人客は、入り口の生け花に視線を止めると――――…しばらく眺めていた。


「ワォ…クール」


そう言うと、スマホを取り出し「 ピクチャー、OK?」と、写真を撮ってもいいか許可を求めてきた。


「OK!OK!」


と、おばあちゃんが許可すると外国人客は皇輝さんの生け花を撮影し始めた。



その様子を見ていた皇輝さんは照れくさそうに、



「外人は…そんな素人の生け花でも感動すんのな?」


と、再び厨房に隠れてしまった。


皇輝さんの生け花は――――カッコいいのに…。


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