
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第3章 歌姫の悪夢
無意識に体に力が入る――――…
分かってる…分かってはいる…
大人のキスをすると、体の力が抜けて…頭がボーッとして…心地いい浮遊感に導かれ――――自然と寝られることを…
でも!でも――――でももももももも!
アレって…そうなる前に――――全身が火照って皇輝さんの体にしがみついて…「もっと、もっと…」と、自分が痴女になったみたいに…貪ってしまうのてある。
「///わ――――私……アレの時…変になるから///嫌なんだけど…」
「大丈夫っす――――俺も脳内爆発して…未來ちゃん以上に変になるっすから…」
皇輝さんの手がゆっくりと私を向かい合わせるように動く。
――――このまま……
――――チュッ…チュヌ…
ダメだ…流されちゃう…
