テキストサイズ

🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第13章 再び眠れない


どんどん…外側から中心に向かって人々がどんどん倒れていく!



『うがぁぁぁ!』
『ぐるじい!』
『息がぁ――――!いぎがぁぁぁぁ!』


増えていく断末魔を嬉しそうに聞きながら…真ん中の男性はグラスを皆に見せつけ――――『飲め!飲め!』と、煽りうっとりとした顔で前列にいる黒人の男性と見つめあう。



『OK…神ニ祈リヲ――――』


黒人も白服に身を包み…幸せそうに――――男性の足にキスをした。


『マット――――神を愛そう』

『OK…マスター…アイラブユー』



最後は前列の白服達が一斉にグラスの液体を飲み干した!



『ノノノノ、ノ――――!オー、マイ……ガァァァァァ!』



黒人の声はひときわ大きかったが…


飲み干した液体が猛毒なのだと安易に想像はついた。


その、黒人ののたうち回る姿を微笑んで見ていた中央の男性も――――高々とあげていたグラスを微笑みながら飲み干した!



『ぐっぁぁぁぁ!だっ、あっ!ぐぁぁぁ!』





ストーリーメニュー

TOPTOPへ