
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第13章 再び眠れない
男性は首もとを何度もかきむしりながら…床に倒れ…『神に…神に――――…』と、呟き…
目を見開き…息を引きとった。
私は、『集団自殺?』
と、疑問を持つまでもなく……
何なしらの宗教団体の集団自殺だと推測できた。
祭壇、ロウソク――――…白装束…
『神に祈りを…』の台詞から…私は確信した。
そして、広い講堂みたいな場所には…生きている人間は一人もいないと…確信した。
静まる講堂…
大量の遺体――――…
年齢は若い子から…年配の方々まで…。
この人たちは…迷いもなく…
毒を飲んだのだろうか……
最悪だ――――最悪…
大量の死体に…私は今すぐ――――目を覚ましたかった!
なのに…こう言う日にかぎって…
目が覚める気配がない。
コーヒー…冷めちゃうなぁ…
