
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第13章 再び眠れない
『この人って――――こんな顔だっけ?』
少年は中心の男性の顔を見て首をかしげるも――――…首のアザを見て『ん、間違いない…』と、視線を隣で手を伸ばして倒れている黒人男性に向けた。
『お~…マット……、お前も死んだか……男のケツ穴ばっかり貪ってた罰が…やっと下ったな…』
少年は黒人の顔を足で踏みつけると…『マジで…清々する』と、その場を後にした。
集団自殺の――――生き残り…?
私は、少年を追いかけたかったが…
私の力では動けない。
血色の薄い――――綺麗な少年…
瞳が印象的な…
少年は…この集団自殺から逃れたのか?
それとも…
少年がこの集団自殺を計画したのか?
この状況からは分からない…。
