
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第13章 再び眠れない
すると、画面がぐにゃり――――と、歪み…場面が……
「――――…ちゃん…みっ…――――ちゃん?未來ちゃん?おい!お~い?」
「ハッ――――!えっ!?」
場面が切り替わる?と、体に力を入れた瞬間に!体を揺さぶられ声をかけられ目が覚めた!
「えっ!おおお――――大丈夫かい?未來ちゃん?」
「か…川島…さ…ん?」
私を悪夢から呼び戻したのは――――…常連客の川島さんだった!
「ちょっ…こんなところで、居眠りなんて珍しいねぇ――――…でも、なんかうなされてたから…声かけちゃったよ!大丈夫かい?」
私はキョロキョロと辺りを見渡す――――…窓際の影になっている場所で人目に付かないとは言うものの…ホテルのロビーで居眠りしている私に…ちらほら視線を向ける人がいたらしい。
