
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第14章 女神の糸
しかし、このノートをボスはかなり欲しがっていた…。
中身を見たが――――…
彼女の見た夢がビッシリと書かれていて……悲しくなった。
不眠症の原因であ“夢”である――――…私的にいいものだとは思わない。
「あんなの――――…彼女の幸せの邪魔でしかないじゃないか…」
しかし、ボスは――――…
「人の人生の終着点が前もって分かっていれば……神にもなれるのに…彼女はもったいなあなぁ」
と、残念そうに笑うのだ――――…
そんなの…なくても彼女は“女神”なのに…
しかし、彼女がこの世の“神”になるのなは――――…それはそれで…喜ばしい事だと思った。
“神様”――――…
そう言えば…戸次(とつぎ)が抱えている案件に…宗教の“神様”問題があったな…
