
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第14章 女神の糸
ふと、思い立って――――私は【幸せの扉】を検索した。
教祖は細身のイケメン――――…
彼の導きで幸せになったと言う信者の声が沢山――――サイトには乗せられていた。
「――――うわ…この人のどこがイケメンなの?」
私の基準は藤橋(ふじはし)さんである…男性には興味ない。
「この教祖――――絶対後ろの男性信者と出来てる…」
私はサイトの写真を指で拡大し後ろの信者の数人を見る。
体格のいい――――格闘系の信者の多いこと…
しかも、目をひいたのは…その中でもずば抜けて体格のいいのが黒人の信者だった。
「これは……エロい臭いしかしないわね」
黒人信者の教祖を見る目がエロくて私はため息を吐くとサイトを閉じた。
