
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第14章 女神の糸
扉を開けると――――そこには壁に背を預ける形で倒れているして藤橋さんがいた。
「藤橋さん!?」
私は慌ててかけより――――彼女を抱き寄せた!
声をかけても藤橋さんの意識はなく――――…ガクっと私に寄りかかる。
「藤橋さん――――しっかりして!」
私は、彼女を抱きあげベッドまで運んだ!
彼女は女の私が抱き上げられるほど……軽かった。
「藤橋――――さん…」
目の下にはクマが濃く貼られ…頬も痩けていた。
一週間…
疲れがあるのかな?って言う見た目だった一週間前とは大違いの藤橋さんの姿に…私は泣きたくなる。
――――こんなに…なるほど…恐ろしい“夢”って…なんなの?
