
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第16章 苦痛とまどろみ
しかも、黒羽さんが用意してくれたマンショは豪華で――――…
日中は家政婦さんがいる状態――――…うっかり自分がセレブにでもなった錯覚におちいる。
黒羽さんも仕事をしているみたいで――――書斎にこもりリモートワークに励んでいる…が、基本私の世話をするのは黒羽さんで、それ以外の雑務を家政婦さんや男性スタッフ?が担当し――――…我々のマンション暮らしをサポートしてくれている。
「なんか――――ごめんなさい…甘えてばっかりで…」
「なに?私は好きでやってることだし――――未來の体を考えたら…こっちの方が生活しやすいだろ?」
黒羽として男性に生まれ変わった彼女は、私の隣に座ると肩を抱き寄せてきた。
元々背は高い方だったけど――――…ここまで男性になりきれるって…
元々――――そっちの性で悩んでたりしてたのかな?なんて、深読みしてみる。
