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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第16章 苦痛とまどろみ


――――不安が無くなる…



私はその時の事を思いだし――――黒羽さんを見つめる。



「怖いから…行かない……私は助けられない…」



「うん――――わかった…顔色も悪いし…今日はベッドで映画でも見よう」



黒羽さんは私を抱きしめると「ね?」と、頬笑む。



「うん――――…///そ、そうだ…ノートも書いたから…ご褒美…ちょうだいね?」



私は、抱きしめる黒羽さんにキスのおねだりをする。



すると、黒羽さんは嬉しそうに「もちろん」と、今は瞼にキスをくれた。



――――嬉しい…



嬉しい――――…




嬉しい?




あれ?



何か――――引っ掛かる…。



私は…



嬉しいんだよね?



愛してるんだよね……?




黒羽…さんを……四葉ちゃんを…



あれ?




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