
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第17章 至福の箱庭
「アイツは――――…悪夢を見せない力があった…のか?」
そう、考えると…松原 皇輝(まつばらこえき)が側に居たときの…生き生きとした彼女が妬ましい。
「私だって――――…アイツに出来て私に出来ないことはない!」
眉間にシワを寄せる彼女の隣に身を寄せると――――…彼女を抱き寄せた。
「未來――――…大丈夫だよ」
そう囁き、彼女の唇に自分の唇を重ねる。
――――チュッ、チュツ…チュク…
唇を重ねると、彼女の方から私の唇を追いかけ…求めてくれた。
――――あぁ…幸せ…
彼女の柔らかい唇が…私の唇を割り――――舌を忍ばせてくれる。
――――ぁぁ…愛している…愛している…
