
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第18章 静かな憎悪が積もる…
――――あ~…ヤバいやつだ…
直感的にそう…思った。
「あ~…うさんくさいですよね?でも、今は…宗教と言うか……慈善団体って感じですね…“自然エネルギー研究”を主に扱う所です」
少年は申し訳無さそうに笑うと頭をかいた。
その声が――――不思議とスッと耳から脳に入り…
「そうか――――なら、いいか…」
と、意味不明に納得してしまった。
それは俺だけではなく…
会話を聞いていた者たち全員がそう感じたのだ。
しかも――――…
「耳が…気持ちいい……」
