テキストサイズ

🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第18章 静かな憎悪が積もる…


「今度のお祖父様の華道会で着ようと思うんだけど――――…どうかしら?」


「お祖父様…の?」



年に3回開かれるお祖父様の…“華道会”…


そこに出席出来る者は選ばれた華道家のみ…。


俺だって――――…昨年やっと出席が許されたくらいだ。






――――そう言えば…



兄は…



幼い頃にお祖父様が何度か連れていっていた……



あれ?



なんで――――こんなことを今…思い出したんだ…?




それより――――なんで…



今まで忘れていたんだ…?




ストーリーメニュー

TOPTOPへ