🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第4章 歌姫の秘密と救出!
「また…食べに来てくれたら嬉しいっすね…」
「そうね――――…汁だくの親子丼そうとう気に入っていたみたいだから…」
確かに、一生懸命食べていた気がする。
「あ――――…あれ…LaLa(ララ)と一緒にいた女の人だ…」
外を眺めていた未來ちゃんが「あれ!」と、下を指差した。
月子さんの部屋は上の階で、長期滞在用の少し特別な部屋である。
そこから、見える夜景は最高らしいが――――…未來ちゃんは昼間の通行人が見えるらしい!
「え!?未來ちゃん――――視力いいっけ?」
「はい!左右とも2.0です」
――――マジっすか!?