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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第21章 夢の花


頭が痛くて…


その先が書けなかったとも言うが……



「花が…」


「花?未來ちゃん…花が…どうしたの?」



ノートの上でペンが止まった私を気にしていた四葉ちゃんが少し曇った表情を見せる。



「――――ん~…花を…見た…ような…」


「見たようなって…曖昧だなぁ~」





私も、不思議で首をかしげる…




花を見た――――…



夢で…しゃべる花を…



そして、その花を手に私は自由に夢を歩け――――…


犯人の名前も…


心情も……動機も知ることが出来た。



あの花は――――私を自由にしてくれる。



あの――――花と…もう一度…



もう一度…



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