🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第22章 繋がる違和感
火災の被害にあった住人に優先的に入居の案内があったが…
家賃が上がったそのアパートに魅力はなく……俺は、断った。
安いだけが売りのボロアパート……だったからなぁ。
まっ、その話は置いといて――――!
ノックの音に反応して顔を出したのは、俺が夢で見た“井金 清人”本人だった。
「えっと――――時間?」
「あっ、いや――――店員じゃね~すっ!」
少しおどおどした男は俺とガチムチ十勝の顔をチラッと見て怯えた。
「え~…っと、話ししたくて…ノックしたっす!」
「――――は?」
井金は俺の意味不明な言葉にさらにおどおどし始めた!
「俺――――…あんたに大事な話があってきた!頼む…中で話せないか?」
井金は怯えながらも…キョロキョロと辺りを見渡し…俺たちをブースの中に入れてくれた。