🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第22章 繋がる違和感
十勝はピチピチのスーツの内ポケットから警察手帳を取り出すと井金に見せた。
「ほ…本当に…刑事?偽装じゃ…無さそうですね…」
マジマジと警察手帳を見る井金は、少し肩の力が抜けたのかホッとしていた。
「そ、それで――――警察が僕に…何の用事ですか?さっき…夢とか未来とか…///オカルト関係で警察は動かないですよね?」
ネット住民なのか…そこら辺の知識はあるみたいで…警察手帳と十勝を見比べなから井金は新たな疑念を抱き始める。
――――まぁ、警戒するだろうなぉ…高校時代があれじゃぁ…なおさら…
俺は、なるべく警戒されないようゆっくり――――…話すことを心がけた。