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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第22章 繋がる違和感


井金は、恐る恐る鞄の中からハンカチを取り出した。


それは、薄紫の――――…ワンポイントでハリネズミが刺繍されてるタオルハンカチだった。


「こ、こんなのでも出来ますか…?」


井金の半信半疑の様子に俺は「晩張ります!」と、言って受けとる。



――――よし!集中!


俺はハンカチを手に握ると手のひらに集中した!


すると――――


ズワワワワ!と、ハンカチの記憶が流れて俺の機能していない右目にビジョンを写し出す!


このハンカチの記憶――――!


意外にもこのハンカチと井金の関係は長く…遡り、ハンカチと井金の出会いまで見えた!



しかし、今までは短めの断片的な記憶だけだったのに…




「俺――――パワーアップしてる?」



知らないうちに…俺の力が強くなっている?かもしれない…と、成長にテンションが上がった!


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