🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第23章 育成ゲームの最高峰
面白い――――面白い…
昔は嘘をつく皆が嫌いだったが…
嘘をつかない人間なんていないと知ってからは――――…この訳のわからない能力と生きていくことを決めた。
まぁ、今となっては――――この能力のお陰でこの仕事が出来ているわけだし…
感謝しないとな…。
そんなことを思いながら歩いてあると…
花やの前を通りかかった。
「ん~、花屋…」
店先に並ぶ花たちの華やかな色に目を奪われた。
――――そ~言えば……
黒羽の天敵、松原 皇輝(まつばら こうき)の実家は…名門華道家だったよな?
長男を追い出し――――…次男が時期当主として…家を継ぐらしいが……
ん~…松原が実家に“復讐”するって言うなら話は分かるが…
それ意外の親族は弟が継ぐで満場一致しているわけで、なに不自由なく跡取り問題が進んでいる…。
「松原 皇輝が復讐――――なんて…するわけないし……一応――――俺たちの素性バレてるし…」
黒羽が喜ぶネタかなと、思ったが……
隙のない所には――――潜り込めないのがなんとも言えず歯痒い。