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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第23章 育成ゲームの最高峰


「いらっしゃいませ――――何かお探しですか?」


店先で立ち止まり…考え事をしていたら…店から店員が顔をだしてきた。


「あっ、え――――っと、はい!
 今から友達の家に行くのですが…かしこまらず…普段部屋に気軽に飾れるような…そんな花束ってありますか?」


「はい!――――大きくなくていいのなら、イメージにあった部屋用の花束を作りますよ?予算は…いくらぐらいを想定してますか?」


「あっ、一般的な花束の値段って……分からなくて…」


「なら…これが大体、1000円位で!これが大体…2000円!イメージわきました?」


店員さんは手に何本か花を束にし俺に見せた。


確かに1000円より2000円だが…


俺は1000円の時に手にしていたオレンジの花の束に引かれた。


「さっきのオレンジの花…元気な感じがいいですね。そのオレンジの花を中心に…」


同じ花の種類を指差すと、店員さんはオレンジの他にピンクや黄色をチョイスし始めた。


「ガーベラは色も豊富だし、元気の象徴って感じで私も好きです!ここに、カスミソウをアクセントに入れて…可愛く!どうですか?」


手の中で、即席で作られた花束に俺は「お~」と、感激する。


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