無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「カルピスね――――了解！未來よろしくね」


「あっ、はい！」


パタパタと厨房に入ってきた未來ちゃんと目が合う。


まだ、緊張しているのか目がオロオロしている。



「未來ちゃん、大丈夫？もう、親子丼もできるからよろしくね」


俺も手元を見せ的上がりを知らせる。



「はい！私は付け合わせの準備します」


未來ちゃんはジュースを届けるとテキパキと動き始めた。


LaLa(ララ)の相手を月子さんが変わってくれたから、心置きなく俺のサポートをしてくれる。


漬物やサラダ、味噌汁まで丼を支える小鉢達をトレイに準備し親子丼の出来を待つ。


今日も、汁だくの親子丼が美味しそうに出来上がり俺は満足げに未來ちゃんにどんぶりを渡した。