🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第24章 ガーベラ
夢から覚めたのか――――…
私は汗びっしょりでベッドから飛び起きていた!
「ハァハァ…ハァハァ――――」
キョロキョロと辺りを見渡すも…夢から覚め…私がいるのは自室のベッド。
汗がひどい…
喉もカラカラだ…。
時計を見ると、深夜の3時である。
カーテンを開けて外を眺めたが――――…まだ、暗い街並みが下に広がっているだけだった。
「それでも――――…ネオンで綺麗だな…」
深夜3時でも街は賑わっているのか、ネオンでキラキラと華やいで見える。
自分とは正反対な街並みに…ガラスに移る自分の姿にため息が出る。