🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第24章 ガーベラ
「助け――――…られなかった…のかな?」
窓に映る自分の顔がやつれているのに気がつく。
最近――――…寝たくないのに寝てしまう…
そして、悪夢を見ては…飛び起きる。
寝ているのに…寝ていない…
悪夢中は溢れる死の情報で頭がいたくなる。
「疲れた――――…」
本音が出た。
私は、水を飲むためにキッチンに向かった。
昼は、アイスを食べて上機嫌だったのに……今はその真逆な気分だ。
キッチンに向かい――――冷蔵庫からミネラルウォーターを引っ張り出す。
私の好みを考慮したミネラルウォーターが冷蔵庫には常備されている。
四葉ちゃんの親切が見に染みるが…
若干、過保護すぎでは?と、疑問に思う。